【暖衣飽食(だんいほうしょく)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

暖衣飽食(だんいほうしょく)

暖衣飽食は温かい衣服を身に着けたり、十分な食事を取る余裕があることを意味します。人間にとって幸せなとは何でしょうか。その答えは人それぞれではあると思いますが、最低限食べ物や着るものに困らないというのは条件としてありますよね。今回はそれら二つが十分に満たされている状態を表す。

暖衣飽食の意味

暖衣飽食は温かい衣服を身に着けたり、十分な食事を取る余裕があることを意味します。十二分以上に満たされているということで、「贅沢な暮らしをしている」という意味で使われることもあります。

暖衣飽食の由来・出典

「暖衣」とは温かい衣服を意味し、「飽食」は食料が飽和している(沢山ある)ことを表します。

暖衣飽食の類義語・同義語

暖衣飽食の類義語は「綾羅錦繍」「晴耕雨読」「錦衣玉食」などが挙げられます。

暖衣飽食の使い方・例文

例文1.暖衣飽食でも彼女は満足できないようだ。
例文2.彼は毎日暖衣飽食でとても幸せそうだ。
例文3.暖衣飽食で物質的には満たされているが、心は満たされていない。
例文4.この地域の人はみんな暖衣飽食で裕福だ。
例文5.彼らは暖衣飽食になってもなお勤勉に働き続けている。
最近はハードに働いて暖衣飽食になっても、幸せを感じられない人が増えているそうです。

暖衣飽食の会話例

男性
この辺は大きな家ばっかりだね。
女性
富裕層が多いことで有名だからね。
男性
なるほどね、さっきのお店なんて高すぎて入る気にもならなかったよ。
女性
そうだね、私は今でも十分に暖衣飽食だと思ってるけど、上には上がいるんだね。

自分たちよりも裕福な人達の暮らしに感心する男女の会話です。

暖衣飽食の豆知識

日本は飽食の時代と言われていますが、栄養面ではあまり満たされていないようです。これは、簡単に食べることが出来る菓子パンやインスタント麺の普及が影響しているそうです。

暖衣飽食の難易度

暖衣飽食は漢字検定三級以上の試験に出題されることの多い、やや難しい四字熟語です。

暖衣飽食のまとめ

暖衣飽食は毎日暖かい衣服を身に着け、十分栄養のある食事をとる余裕のある状態、または贅沢な暮らしの様を表します。物理的に満たされていても心が満たされていないのであれば幸せだとは言えません。すでに寝食に困らない状態なのであれば、少しは休んでみることも大切ですよ。

暖衣飽食で幸せを感じる
最新情報をチェックしよう!