【泰山北斗(たいざんほくと)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

泰山北斗(たいざんほくと)

泰山北斗とは、特定の一つの分野において優れていることです。どんな専門的なことでも、学問でも、芸術でもその道にはプロと呼ばれる人や道を極めし者がいます。そんな人を表す言葉として泰山北斗という四字熟語が使われます。今回は、その泰山北斗の意味や由来、類義語、使い方、豆知識などについて見ていきたいと思います。

泰山北斗の意味

泰山北斗の意味は以下の通りです。
・特定の一つの分野において優れていること
・道を極めたプロフェッショナル
泰山北斗は、特定の分野において優れている人に対して使われる言葉です。特にその分野において常に先をいく、いわばパイオニアと言ったところです。

泰山北斗の由来・出典

泰山北斗の由来は中国にあると言われています。泰山北斗の「泰山」は中国の有名な山のことを表しており、「北斗」は星座の北斗七星のことを表しています。これらの言葉ともに高いところに存在し、人から見れば見上げるような存在です。このことから泰山北斗は今のような意味で使われるようになった考えられています。

泰山北斗の類義語・同義語

「泰山北斗」の類義語には、「天下無双」「国士無双」「海内無双」などが挙げられます。

泰山北斗の使い方・例文

例文1.芸術で常に新しい作風を流行らせ、世間に大きな影響を与え続ける彼はまさに泰山北斗である。
例文2.学問の道を極めた彼女は、多くの発見をしており泰山北斗と言われている。
例文3.プロとして世界一の野球選手として活躍する彼は泰山北斗として名高い。
例文4.音楽家としては天才的な才能をもち、泰山北斗である彼だが、他のことはほとんどできない。
例文5.泰山北斗と言われるような凄い芸術家になることが僕の将来の夢である。
このように泰山北斗は、一つの分野で優れている様子を表すのには最適です。

泰山北斗の会話例

男性
泰山北斗と名高いあの有名な作曲家が作り出す曲は本当に凄いよね。
女性
私も彼の作曲した曲を聞いたのだけれどとても心に響くいい曲だったわ。
男性
やっぱり君もそう思うのか。今じゃ街を歩けば彼の曲ばかり流れているからね。
女性
本当だわ。流行の曲って感じがするもの。今後の新しい曲にも期待ね。

これは、泰山北斗な作曲家について話していてる様子です。

泰山北斗の豆知識

泰山北斗という四字熟語は、言い換えをされることもあります。それは、泰山北斗の如しや泰斗と言われ略語として使われることもあります。合わせて覚えておくといいと思います。

泰山北斗の難易度

泰山北斗の漢字の難易度は、「泰」は漢検準2級程度、「山」は小学1年生程度、「北」は小学2年生程度、「斗」は漢検3級程度です。

泰山北斗のまとめ

人生という限られた時間の中で何か一つの物事を極めるということは難しいことです。同じことを繰り返し行っていると飽きてしまったり、辛くなってしまったりするからです。また、一つのことができるよりもそつなく何でもこなせるほうが上手くいかなかったときに換えがききます。そういった点でも泰山北斗呼ばれる人は素晴らしいということがわかると思います。

彼は泰山北斗として名高い
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