【天下無双(てんかむそう)】の意味と例文と使い方

天下無双(てんかむそう)

人はそれぞれ持ち合わせている才能や能力が違います。そのため、人と比べて優れている人もいれば、劣っている人もいると思います。実力がずば抜けていると比べるものがいないということもあります。実力がずば抜けていれば当然、自分の思う通りに物事を進めることができることもあると思います。また、勝負ごとにおいては負け無しということもあります。そんな並ぶものがいない様子を表す言葉として天下無双という四字熟語があります。今回は、そんな天下無双という四字熟語について例文を合わせつつみていきたいと思います。

天下無双の意味

天下無双の意味は以下の通りです。
・横に並ぶものがいないほど優れていること。
・天下に並ぶ実力を持ち合わせているものがいないさま。
天下無双は、比べるものがないくらい優れているさまを表すことのできる四字熟語です。

天下無双の由来・出典

天下無双の「天下」は天が覆っている下のところを表しており、「無双」は並ぶものがないほど優れているさまを表しています。これらの言葉を組み合わせて天下無双という四字熟語が成り立っています。

天下無双の類義語・同義語

「天下無双」の類義語には、「天下無類」「古今無双」「海内無双」などが挙げられます。

天下無双の使い方・例文

例文1.彼の実力だけずば抜けていてる。まさに天下無双とはこのことである。
例文2.優れた才能をもった選手がいるあのチームは天下無双で今年に入ってから一敗もしていない。
例文3.彼女に学力で並ぶものはいないため、試験でもいつも一位で天下無双である。
例文4.類まれなる身体能力を受け継いだ彼はスポーツをやらせたら天下無双である。
例文5.戦をすれば負け無しのあの武将は天下無双だと言われている。
このように天下無双は、横に並ぶものがいないほど優れていることを表す際に用いることができます。

天下無双の会話例

男性
今年注目と噂されていたあの選手のプレーはとても凄かったよ。
女性
そうね。噂以上に上手で驚いてしまったわ。あの選手が率いるチームは今年の大会の優勝候補かもしれないね。
男性
そうだね。まさに天下無双という感じで見ていて面白かったよ。
女性
これからも彼は活躍するだろうから目が離せないわ。

これは、ある選手について男性と女性が話している様子です。

天下無双の豆知識

天下無双という言葉は、元々は武力で敵を圧倒するさまを表すために使われるようになったと言われています。そのことから転じて今日では、優れている様子や比べるものがないさまを表す四字熟語として使われています。そのことも合わせて覚えておけるといいと思います。

天下無双の難易度

天下無双の漢字の難易度は、「天」は小学1年生程度、「下」は小学1年生程度、「無」は小学4年生程度、「双」は漢検3級程度です。

天下無双のまとめ

人の能力というものは、それぞれなので中にはとても優秀で実力が並ぶ人がいないということもあると思います。そんな人に対して天下無双という言葉は比べるものがいないさまをありありと表現することができます。優れた人と言うのは、他の人よりも物事を効率的に進めることができたり、考え方が巧みであったりすると思います。そんな人が活躍しているさまを表す際に天下無双という四字熟語を使うことができるのでこれ機に覚えておけるといいと思います。

チェスでまさに天下無双しようとしている図。
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