手枷足枷(てかせあしかせ)
皆さんには、行動を束縛されたことはあるでしょうか。校則や規則などがあればそれを守って生活しなければならないことだと思います。その校則や規則を破ることがあれば、罰を受けることになります。他にも行動を束縛するものを今日多く存在します。そんな行動が束縛される様子を表す言葉として手枷足枷という四字熟語があります。今回は、そんな手枷足枷という言葉についてみていきたいと思います。
手枷足枷の意味
手枷足枷の意味は以下の通りです。
・行動の妨げとなるもの。
・手や足にはめて身動きを取れなくするもの。
手枷足枷は、自由に行動できないように束縛するものを表すときに使うことができます。
手枷足枷の由来・出典
手枷足枷の「手枷」は手にはめて行動の自由を束縛するものを意味しており、「足枷」は足にはめて行動の自由を束縛するものを意味しています。これらの言葉を組み合わせて手枷足枷という四字熟語が成り立っています。
手枷足枷の類義語・同義語
「手枷足枷」の類義語には、「眼中之釘」「妨功害能」「盤根錯節」などが挙げられます。
手枷足枷の使い方・例文
例文1.手枷足枷されたように行動を制限されるのでうんざりしている。
例文2.敵国に潜入していたことがバレて手枷足枷をはめられたが、仲間に救出してもらい見事に脱出することができた。
例文3.彼は手枷足枷となるような面倒くさい揉め事には首を突っ込まないようにしている。
例文4.彼との約束が手枷足枷となって行動を束縛される。
例文5.手枷足枷が外れたいま、好きなことを好きな時間にすることができるのでとても嬉しく思う。
このように手枷足枷は、行動を束縛するさまを表す際に用いることができる四字熟語です。
手枷足枷の会話例
これは、誓いが手枷足枷になるというのではないかと懸念している男性と女性の会話です。
手枷足枷の豆知識
手枷足枷という四字熟語は、物理的なことだけでなく、間接的に行動を束縛するものに対しても用いられる言葉です。行動を制限するものは今日でも多く存在すると思います。特に物理的ではない、憲法や法律、条例、規則などによって行動の自由が奪われるということもあります。そういった状況下では、この手枷足枷という言葉を使えるということを覚えておけるといいと思います。
手枷足枷の難易度
手枷足枷の漢字の難易度は、「手」は小学1年生程度、「枷」は難しい漢字です。また、「足」は小学1年生程度です。
手枷足枷のまとめ
手枷足枷があれば、私達は思うように行動できないものです。行動が束縛されれば、自ずと取ることのできる選択肢も減ってきます。そのため、物事を進めるにあたって都合が悪かったり、悪い結果を招いてしまったりということがあります。だからこそ、自分には手枷足枷がない自由な状況でいられることが大切です。そのことを覚えておけるといいと思います。