【実践躬行(じっせんきゅうこう)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

実践躬行(じっせんきゅうこう)

何をするにしても、ほとんどの事には基本的な決まった型ってありますよね。初めのうちはそれに従うのもいいかもしれませんが、その後に自分なりに一工夫加えて改良していくことだ大切だったりします。そこで、自らアクションを起こした時に批判をくらうこともあるかもしれません。しかし今回紹介する「実践躬行」という言葉は、自ら行動することの大切さを表しています。是非最後まで目を通してみてください。

実践躬行の意味

「実践躬行」は、口でいうだけではなく、自分で実際に行動することを意味します。

実践躬行の由来・出典

「実践」とは、主義や理論を自ら行うことです。そして、「躬行」とは、自分自ら行動をすることを意味します。

実践躬行の類義語・同義語

「実践躬行」の類語としては、「率先躬行」や「率先垂範」などが挙げられます。

実践躬行の使い方・例文

例文1.あれこれと考えるのも良いが、何よりも実践躬行が大切だ。
例文2.彼は実践躬行を意識して、積極的に活動した。
例文3.実践躬行の志が備わっていないので、部下達は彼を信頼しなかった。
例文4.実践躬行が大切だと説く彼は、いつも机上の空論を並べていた。
例文5.彼は企業のトップであるにもかかわらず、実践躬行とは何かを私たちにいつも示してくれる。
実践躬行する事で初めて信頼を勝ち取ることが出来ますよね。

実践躬行の会話例

男性
次の大会に向けて、フォームの改善をしようと思っているんだ。
女性
そうなんだ。今は何を見てたの
男性
色んな選手のフォームを研究していたんだよ。かれこれ一ヶ月ぐらいずっと画面にかじりついているよ。
女性
そんなことより、実際に自分で動いて確かめた方が早いんじゃない

行動しないとわからないことも世の中には多々ありますね。

実践躬行の豆知識

北里大学特別栄誉教授の大村智さんの座右の銘が、この「実践躬行」だそうです。

実践躬行の難易度

「実践躬行」は漢字検定2級以上の比較的難しい漢字と言えるでしょう。

実践躬行のまとめ

今回は、何事も口先だけでなく自ら行動しましょうという意味の、「実践躬行」という四字熟語を紹介しました。知識を増やすことはもちろん素晴らしいことですが、最終的には学んだことを実践して自らの生活に活かすことが大切です。皆さんも、今回の紹介を読んでなるほどと頷くだけでなく、今から何か行動を初めてみてくださいね。

実践躬行を心がけて仕事をする
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