【前途多難(ぜんとたなん)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

前途多難(ぜんとたなん)

「前途多難」とは、これから先に多くの災難が待っており、先行きが不安になることです。人生においても先が不安で前途多難なんてこともあると思いますが、今回はその「前途多難」の意味などについて詳しく解説させて頂きます。

前途多難の意味

「前途多難」の意味は以下の通りです。
・今後たくさんの災難や苦労が待ち侘びていること
・待っているであろうことが予期されること

前途多難の由来・出典

「前途多難」は「前途」と「多難」の2語を組み合わせた言葉となっています。
「前途」は、将来、未来といった今後の目標への道のりのことで、「多難」はその文字の通り、災難、苦労、困難など多くの難を示しています。

前途多難の類義語・同義語

「前途多難」の類義語には、「前途遼遠」、「暗雲低迷」、「五里霧中」などがあります。

前途多難の使い方・例文

例文1.前途多難な将来を予想してしまう。
例文2.どんなに前途多難なことがあっても乗り越える。
例文3.初歩的な段階で躓いてしまい、早くも前途多難な感じがしている。
例文4.前途多難なくらいの方が人生楽しいという人もいるが、自分はそうは思えない。
例文5.東大合格の夢は前途多難だが、一生懸命頑張る。
前途多難とは、将来が不安な時に使われやすい言葉です。

前途多難の会話例

男性
バンドを組みたいと思ったんだけど、メンバー足りなくて、一緒にやらない?
女性
えー、いきなりバンドなんてどうしたの?
男性
音楽活動で生きていこうと思って、バンドを始めることに決めたんだ。
女性
それは前途多難すぎてさすがに厳しいわ。

バンドの誘いについて会話をしている例です。いきなりバンドを始めて音楽活動で生活をするのはとても前途多難なことですが、頑張ってほしいですね。

前途多難の豆知識

「前途多難」は英語で、「be full of difficulties」です。

前途多難の難易度

「前途多難」は、漢字検定4級程度の難易度となっております。

前途多難のまとめ

「前途多難」とは、この先多くの難が待っていて先が思いやられるといった意味になります。先が不安で前途多難だといったような、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。

前途多難を表す画像。
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