天真爛漫(てんしんらんまん)
世の中には色々な人がいると思いますが、その中でもとりわけ明るい人を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。明るい人が純真で元気よく話していたり、振る舞っていたりするとこちらまで元気が湧いてきます。そんな人をよく天真爛漫と言って表すことがあります。そんな天真爛漫について意味を紹介していこうと思います。
天真爛漫の意味
天真爛漫の意味は以下の通りです。
・素直な心を持ち、無邪気であるさま。
・飾らない様子で、明るく純粋な心の持ち主。
天真爛漫は、明るく無邪気な様子を表す四字熟語で良い意味で使われることが多いです。天真爛漫と言われて悪口を言われたと思う人はほとんどいないと思うので気兼ねなく使ってみるといいと思います。
天真爛漫の由来・出典
天真爛漫の由来は中国の随筆「輟耕録」にあるとされています。その中で絵を称賛する際に「天真爛漫」と言ったのが始まりとされています。このことから現在の意味で天真爛漫という言葉が使われるようになったと考えられています。
天真爛漫の類義語・同義語
「天真爛漫」の類義語には、「明朗快活」「純粋無垢」「天衣無縫」などが挙げられます。
天真爛漫の使い方・例文
例文1.天真爛漫な彼女は、多くの人を笑顔にする。
例文2.天真爛漫で無邪気な子供をみると、癒やされるし、なにかしてあげたいと思ってしまう。
例文3.彼女は明るい性格で、ポジティブな姿勢は多くの人から好感をもたれている。まさに天真爛漫である。
例文4.彼はいつも考えこんでしまうので、少しは天真爛漫な人を見習ったらいいのにと思う。
例文5.天真爛漫な性格であると思っていたが、実はとても口が悪いことを知り、幻滅してしまう。
このように天真爛漫は、明るい様子を表すのには適しています。
天真爛漫の会話例
これは、劣勢のチームメイトがお互いを鼓舞してどうにか勝利を勝ち取ろうと考えている様子です。
天真爛漫の豆知識
天真爛漫という言葉は、純粋無垢であることも意味する言葉です。ただ明るいだけでなく、裏表がなくてはっきりしているそんな様子を表すのには最適な四字熟語と言えると思います。
天真爛漫の難易度
天真爛漫の漢字の難易度は、「天」は小学1年生程度、「真」は小学3年生程度、「爛」は習うことのない難しい漢字です。また、「漫」は小学4年生程度です。
天真爛漫のまとめ
天真爛漫の類義語である明朗快活や純粋無垢、天衣無縫からわかるように飾らない様子で、明るく純粋な心を持っている人にはこの四字熟語を使うことができます。そして類義語の意味も合わせて覚えておくときっと役に立つと思うので、覚えておくと良いです。