【生生流転(しょうじょうるてん)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

生生流転(せいせいるてん、しょうじょうるてん)

生生流転の意味

生生流転は、万物は常に変化し続けているということを表します。生まれたものは常に変化を続け、死後もなお変化を続けて生まれ変わるという仏教の死生観から生まれた言葉です。最近では「変化」というシンプルな意味で使われることが多いです。

生生流転の由来・出典

生生は、生まれては死にを繰り返すことを意味します。流転は六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)を巡り、生と死を繰り返すことを意味します。

生生流転の類義語・同義語

生生流転の類義語には「泡沫夢幻」「運否天賦」「万物流転」「生生世世」などが挙げられます。

生生流転の使い方・例文

例文1.万物は生生流転なので変化に対応し続けよう。
例文2.生生流転であるからには常に同じやり方では通用しない。
例文3.その業界には生生流転がなく衰退する一方だ。
例文4.生生流転のスピードについていけず、彼はリタイアした。
例文5.祖父は生生流転を深く理解しており、死を全く恐れていない。
万物は生生流転するので、変化を恐れていてはいけませんね。

生生流転の会話例

男性
今年から新社会人だから、今まで以上に気を引き締めないとね。
女性
ほんと、今まで通りでは通用しなさそうね。
男性
常に変化に対応していかないとね!
女性
まさに生生流転、私達もどんどん変化していかなきゃね!

変化の激しい時代なので、常に柔軟に変化できる姿勢でいることは大切ですね。

生生流転の豆知識

生生流転といえば、鬼滅の刃の人気キャラである炭治郎の技に、「全集中 水の呼吸 拾ノ型 生生流転」というのがありましたね。

生生流転の難易度

生生流転は漢字検定準二級から二級レベルのやや難しい四字熟語です。

生生流転のまとめ

生生流転は、万物は生まれては死ぬを繰り返す。物事は常に変化し続けるものだという意味の四字熟語です。特に最近は新型コロナウイルスの影響によって、生活スタイルが大きく変わりました。それによってストレスが増えた人もいれば、生活の質が上がったという人もいます。いつ何時何が起こるかは分からないので、生生流転を意識して常に変化できる柔軟さを持ち合わせておきたいですね。

生生流転を意識させる死神と時計
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