興味本位(きょうみほんい)
私たちの生活の中で、「興味本位」という言葉はよく使われますが、皆さんはきちんと意味を理解して使っていますか。何となくのイメージで会話をしてしまうと、思わぬところで齟齬が生じることってありますよね。今回は皆さんがそうならないためにも、あらためて「興味本位」という言葉について詳しく解説意していきたいと思います。
興味本位の意味
「興味本位」とは、物事の判断を全て「面白いかどうか」を基準にすることを意味します。ここで言う「面白い」というのは、「おかしい」という意味もありますが、「興味深い」というニュアンスの方が強いことを覚えておいてください。
興味本位の由来・出典
「興味」とは関心をそそる面白みを表し、「本位」とは行動の基準となるものを意味します。この二つの言葉を合わせて、面白く興味深いことを第一として行動することという意味の「興味本位」という四字熟語が成り立っています。
興味本位の類義語・同義語
「興味本位」の類語には「面白半分」や「好奇心」などが挙げられます。
興味本位の使い方・例文
例文1.いつでも興味本位で動く彼女は、しばしば痛い目を見る。
例文2.母は興味本位で父の携帯を覗き見して、浮気を発見した。
例文3.弟の言い訳は、興味本位でやったというものだった。
例文4.興味本位で行動して、他人に迷惑をかけるべきではない。
例文5.彼は興味本位でアウトローの世界に飛び込んだ。
興味本位でもやらない方がいいことはありますね。
興味本位の会話例
興味本位でもだめなものはだめですよね。
興味本位の豆知識
「興味本位」は英語で言うと「just for kicks」が非常にカジュアルな表現として会話で使えます。
興味本位の難易度
「興味本位」は漢字検定二級以下の簡単な四字熟語です。
興味本位のまとめ
今回は、物事の判断を全て「面白いかどうか」を基準にすることを意味する、「興味本位」という四字熟語について解説しました。興味本位で行動をしてしまうと、会話例の中の彼のように痛い目を見ることになるかもしれないので、皆さんはくれぐれも注意してくださいね。
