明眸皓歯(めいぼうこうし)
美しい人と言われる人は当然、目元も整っていれば歯が白く綺麗な人がほとんどだと思います。それは昔も同じだったと思います。そのため、そのような容姿の人を表す言葉として明眸皓歯という四字熟語が使われるようになったと考えることができます。今回は、そんな明眸皓歯という四字熟語について意味や由来だけでなく、類義語や例文を交えながら見ていきたいと思います。
明眸皓歯の意味
明眸皓歯の意味は以下の通りです。
・美人であること。
・美しい目もとと歯が白いさま。
明眸皓歯は、顔が整ってさまから転じて美人であるさまを表すことができます。
明眸皓歯の由来・出典
明眸皓歯の「明眸」は目もとがはっきりとしていてるさまを表す言葉であり、「皓歯」は美しく澄んだひとみと白く整った歯のことを表しています。これらの言葉を組み合わせて明眸皓歯という四字熟語が成り立っています。
明眸皓歯の類義語・同義語
｢明眸皓歯｣の類義語には、｢蛾眉皓歯｣｢宛転蛾眉｣｢朱唇皓歯」などが挙げられます。
明眸皓歯の使い方・例文
例文1.明眸皓歯な彼女はクラスで人気者である。
例文2.あれだけ明眸皓歯であれば、アイドルとして活躍していけるだろう。
例文3.明眸皓歯なその女性はとても聡明な人だった。
例文4.彼女は明眸皓歯であるが、性格が悪くいつも嫌がらせをしている。
例文5.明眸皓歯であることからモデルを目指す。
このように明眸皓歯は、美人であることを表す際に用いられます。
明眸皓歯の会話例
これは、ライブを見に行ったことについて話している様子です。
明眸皓歯の豆知識
美しい人は顔のパーツが整っていると言われることがよくあります。明眸皓歯は、そんな容姿端麗なさまをありありと表すことができます。外見的なことだけで、内面的に良いさまを表す際には明眸皓歯は用いられないということを覚えておけるといいと思います。また、類義語で紹介した蛾眉皓歯や宛転蛾眉、朱唇皓歯など以外にも美人を表す言葉として容姿端麗や一笑千金、羞花閉月などさまざまな四字熟語が存在します。合わせて覚えておけば言い換えることや場面に合わせて使い分けることもできます。なのでこれを機に調べて覚えておくのも良いと思います。
明眸皓歯の難易度
明眸皓歯の漢字の難易度は、「明」は小学2年生程度、「眸」は難しい漢字です。「皓」は難しい漢字です。「歯」は小学3年生程度です。
明眸皓歯のまとめ
明眸皓歯という言葉はほとんどの場合において良い意味で使われる言葉です。明眸皓歯は美人であることを意味する四字熟語なので言われて嫌な思いをする人は少ないと思います。なので使える機会があれば、使ってみるのもいいと思います。
