一竜一猪(いちりょういっちょ)
努力しても成功しなかった。結果が出なかった。という経験は、みなさん一つや二つあると思います。しかし、成功している人や結果を出している人は必ず努力してきました。今回は「努力」から思い浮かぶ四字熟語「一竜一猪」について意味や例文を含め、詳しく紹介していきます。
一竜一猪の意味
一竜一猪の意味は以下の通りです。
・努力する人としない人では、賢愚の差ができるということ。
・学ぶものは竜となり、学ばぬ者は豚になるという意。
一竜一猪の由来・出典
「竜」は賢い者や成功者と喩え。
「猪」は豚のことで、愚者や無恥な者と喩えられる。
「一竜一猪」は(いちりゅういっちょ)と読まれることもある。
一竜一猪の類義語・同義語
｢一竜一猪｣の類義語には、一竜一蛇（いちりゅういちだ）が挙げられます。
一竜一猪の使い方・例文
例文1.一竜一猪、勉強することに意味がある。
例文2.一竜一猪、努力すれば必ず報われる。
例文3.彼は一竜一猪を頭に入れて、努力している。
例文4.一竜一猪、次は必ず勝つ。
例文5.一竜一猪だな。遊んでいた彼と頑張った彼女では雲泥の差がついた。
一竜一猪を用いた例文となります。一般的に「努力」に関連する四字熟語だということが分かります。
一竜一猪の会話例
あ～、テストで悪い点とっちゃった。
ちゃんと勉強はしたの？
していない。今回のテストは簡単って言ってたのに。
一竜一猪だね。私は頑張ってよかった
勉強をしていなかった男性と勉強をした女性の会話です。
しっかりと勉強していれば良い点数が取れていたのかも知れませんね。
一竜一猪の豆知識
「一竜一猪」の「猪」はイノシシの喩えではなく、豚の喩えです。
一竜一猪の難易度
漢字検定準一級に出題される四字熟語です。
準一級は大学・一般程度のレベルなので難しい部類に分けられます。
一竜一猪のまとめ
今回は「一竜一猪」について、解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
日常的に使用される四字熟語ではないですが、漢字も意味もかっこいいものなのでぜひ覚えておきましょう。
