晴雲秋月(せいうんしゅうげつ)
心が綺麗である様を晴雲秋月と言いますが、あまり日常生活では聞き馴染みのない言葉ですよね。そこで今回は、晴雲秋月という四字熟語について例文や会話例もふまえて詳しく解説していきたいと思います。
晴雲秋月の意味
晴雲秋月の意味は下記のとおりです。
・心が澄み切っている
・心に全くの汚れがない
心が綺麗だというポジティブな意味の言葉となります。
晴雲秋月の由来・出典
「晴雲」とは文字通り、晴れた空に浮かぶ雲を表します。そして「秋月」は秋の空に浮かんでいる澄み切った綺麗な月を表します。これらの二つの語が合わさり「晴雲秋月」という四字熟語は成り立っています。
晴雲秋月の類義語・同義語
晴雲秋月の類義語には、「明鏡止水」「虚心坦懐」「虚心平気」「虚心平意」「虚静恬淡」「虚無恬淡」「枯淡虚静」などが挙げられます。
晴雲秋月の使い方・例文
例文1.晴雲秋月のような澄み切った心で本番に挑む。
例文2.彼は煩悩まみれで晴雲秋月とは程遠い。
例文3.晴雲秋月であることを目指して瞑想に励む。
例文4.彼はいつも晴雲秋月で落ち着いている。
例文5.気が散りがちな彼には晴雲秋月になってほしいものだ。
晴雲秋月であることによって、冷静に物事を判断することが出来るようになります。
晴雲秋月の会話例
近年、瞑想に関する科学的な研究が進んできたことによって瞑想ブームが起こっています。瞑想タイマーのアプリや多くの著名人の方が瞑想を実行していると公言していますよね。
晴雲秋月の豆知識
秋の月が綺麗に見える理由は空気の水蒸気量の関係だけではありません。地上からの高さが高すぎず、低すぎでもないことも大きな要因の一つであるそうです。
晴雲秋月の難易度
晴雲秋月は漢字検定五級レベルの非常に簡単な四字熟語です。
晴雲秋月のまとめ
晴雲秋月は心が澄み切っており、全く淀みがないことを意味する四字熟語です。最近はコロナ禍を利用した給付金詐欺や、ネットを利用した新しい詐欺が横行していますが、私達は晴雲秋月な心で正しく生きていきたいものですね。