【時節到来(じせつとうらい)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

時節到来(じせつとうらい)

「時節到来」とは「絶好のタイミングがやって来る事」です。スポーツや仕事、或いは日常の様々な事でも、今が最高のタイミングという時が稀にありますよね。それを「時節到来」と表現します。どことなく、類語でもある「好機到来」や「絶好のチャンス」など有名な言葉に隠れてしまっている感は否めませんが、こちらも覚えて損はありません。それでは、解説に入らせて頂きます。

時節到来の意味

「時節到来」の意味は以下の通りです。
・待ちかねていた好機がやってくる。
・良い機会がくる。
・絶好のチャンス、機運が熟す、チャンス到来、絶好のタイミングなど。
”時節”は「よい機会」「世の中の情勢」「自然の移り変わりを感じられる時分」、”到来”は「時機や機運がやって来る」「届く事」「到達」となり、物事をする絶好のチャンスがやって来るのが「時節到来」です。例えば、結婚をしたい念願の相手を紹介されたり、狙っていた商品がバーゲンとなったり、転職や退職のタイミングが来た時などが「時節到来」です。従って、前記した絶好のチャンスやタイミング、他にも頃合い・グッドタイミング・うまい具合・ブーム到来・追い風・逆手に取るなども類似であり、同じような使い方がされます。穿った見方なら、実際のところは、飽く迄も絶好の好機が来ただけで、その後成功したか否かは別問題となっています。文章としては、「時節到来してきた」「時節到来を待ちかねた」「時節到来を逃さない」、また読点を使った「時節到来、」といった形があります。

時節到来の由来・出典

「時節到来」の由来は、残念ながら不明です。文献としては、鎌倉時代の禅僧・道元の仏教思想書「正法眼蔵」に文言が記されています。

時節到来の類義語・同義語

「時節到来」の類義語には、「好機到来」「時機到来」「千載一遇」などが挙げられます。

時節到来の使い方・例文

例文1.長年心待ちにしていたが遂に時節到来し、やっと我が家にも光回線を接続する事が出来た。
例文2.時節到来、後は印鑑を押してテーブルの上に置いておけば、妻が役所に提出して離婚成立。これからは若い彼女と優雅な生活が待っている予定だが、そうは上手く事が運ばないだろう。
例文3.政治家は解散総選挙となると、時節到来と思うのか議員生命の終わりだーと項垂れるのか、それとも広島のおしどり議員夫婦の様に買収に走るのか実際はどんな心境なのだろう?
例文4.伸ばしっぱなしの髪の毛があまりにも邪魔なので、これは時節到来なんだと床屋でスッキリしてもらったら、思いの外薄毛が進行していて憂さ晴らしと現実逃避(頭皮)でやけ酒が止まらなくなった。
例文5.コロナでお客が少ない今こそ時節到来だと、食べ放題店で腹いっぱい食べたら、店員全員が自分を見て笑っている被害妄想に駆られて、まだ制限時間が残っているのに顔を赤らめてまるで体調不良の様に店を後にした。
「時節到来」をやや捻くれて使った例文です。

時節到来の会話例

男性
ほら、早く準備をして!
女性
どうしたの? 日曜日の朝っぱらからそんなに急かして!
男性
何言っているの。今日は市場の朝市に行くって約束していたじゃない!一般人は滅多に入れないから、昨日は時節到来って喜んでいたでしょう!
女性
あっ、そうだった! ごめん、すっかり忘れていた。

地元で人気の不定期開催の朝市に出掛ける前の夫婦の会話です。

時節到来の豆知識

類語である「時節到来」「好機到来」「時機到来」の微妙な違いについて解説をします。「時節到来」は既に解説していますが、待ちかねていた好機がやって来る、丁度良いチャンスが来るという感じです。「好機到来」は絶好のチャンスがやって来るで、「時節到来」よりもさらに良いチャンスという感があります。「時機到来」は好機がやって来る、一番良い時が来たとなるので、「好機到来」と同等であり同じく絶好のチャンスがやって来たと解釈できます。まとめると、「好機到来」と「時機到来」がどちらも同程度の絶好の好機であり、それよりやや下回る好機が「時節到来」ですが、実際に使用する場合は微妙な違いをあまり気にしなくても良いかも知れません。

時節到来の難易度

「時節到来」は漢字検定4級から9級相当の文字組み合わせで、”到”は4級で中学レベル、”節”は7級で小学校中学年レベル、”時”と”来”は9級で小学校低学年レベルの四字熟語となります。

時節到来のまとめ

「時節到来」は、好機がやってくるという意味合いの四字熟語です。良い機会、良いタイミング、良いチャンスがやって来る事で、日常生活から仕事やスポーツ等々で良い機会にあった時に仕える大変重宝する言葉です。

やっと自分の人生も時節到来が来た。
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