【縦横無尽(じゅうおうむじん)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

縦横無尽(じゅうおうむじん))

皆様、「縦横無尽」という四字熟語を聞いたことはありますよね。主にスポーツ中継でよく聞く言葉かと思います。よく聞く言葉だからこそ、しっかりと意味を理解しておきたいですよね。今回は「縦横無尽」という言葉について、その意味や語源から実用的な使い方や会話文まで詳しく説明していきます。

縦横無尽の意味

「縦横無尽」とは、物事を思いのまま自由自在に行うことです。思いのままに行動するとは言っても、「縦横無尽」にはネガティブな意味はないので、好き勝手に我が儘に行動するということを言いたい時には「傍若無人」を使いましょう。

縦横無尽の由来・出典

「縦横」とは字の通り、縦と横を表します。そして「無尽」は尽きることがないことを意味します。この二つを合わせて、「縦横無尽」は、どの方向にも際限がないということで、自由自在に行うということを表す四字熟語となりました。

縦横無尽の類義語・同義語

「縦横無尽」の類語としては「自由自在」や「縦横無礙」などが挙げられます。

縦横無尽の使い方・例文

例文1.彼はエースにふさわしい縦横無尽なプレーを見せた。
例文2.縦横無尽に駆け回る相手チームの戦法に歯が立たなかった。
例文3.彼は上京してから、縦横無尽の活躍をしている。
例文4.縦横無尽に走り回る犬を見て癒される。
例文5.交通網が縦横無尽に広がっている。
縦横無尽は良い意味で使う事が多いですね。

縦横無尽の会話例

男性
昨日の試合は両チームとも戦法が全然違ったね。
女性
そうだね。一方は慎重にパスを回してたけど、もう一方はひたすら縦横無尽にコート内を走り回っていたね。
男性
結局、パスを慎重に回している方が勝ったけど、僕は負けたチームの戦法が見てて楽しいから好きだよ。
女性
そうだね。エンターテインメントとしてはそっちの方が目を惹くものがあったね。

縦横無尽に走ることが出来れば勝つ確率は高かそうですね。

縦横無尽の豆知識

「縦横無尽」とほぼ同じ意味を持つ英語のイディオムで、as free as a bird(直訳すると、鳥のように自由に)というものがあります。

縦横無尽の難易度

この四字熟語の難易度としては、漢字検定準2級以下の比較的簡単なレベルとなっています。

縦横無尽のまとめ

今回は、スポーツ観戦でよく聞く言葉「縦横無尽」について解説しました。際限なく思いのまま行動するという意味です。思いのままに行動することは良いことですが、そのまま周りが見えなくなってしまい、周囲に迷惑をかけるようなことは避けたいものですね。そんな人がいれば、「傍若無人」だと言ってやりましょう。

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