【異口同音(いくどうおん)】の意味と例文と使い方

異口同音(いくどうおん)

最近では新型コロナウイルスとどんな人でも「異口同音」世の中になってしました。ですが、そんな時だから事それに一喜一憂せず、励まし合ってこの難局を乗り越えていきたいですね。そこで、今回は「異口同音」について紹介いたします。

異口同音の意味

「異口同音」の意味は、大衆が口をそろえて同じことを言う様子。また、大衆の意見が一致する事とあります。また、「異口=たくさんの口」「同音=同じ言葉・音を発する」という言葉の意味を掛け合わせているとも言われています。

異口同音の由来・出典

「異口同音」の由来は、中国の古書「宋書」と「本朝文粋」の中に記載してあったことから来ています。また仏教では、経典の中に「釈迦の説法に対し、全員が口を揃えて褒めたたえることや、一斉に念仏を唱える様」から来ているとも言われています。

異口同音の類義語・同義語

「異口同音」の類義語として、「異口同声」「異人同辞」などが挙げられます。また、類義語として他にもたくさんありますが、それぞれ多少の意味が異なりますので、注意して使うようにしましょう。

異口同音の使い方・例文

例文1.統率の取れた団体は、異口同音のセリフを持っている。
例文2.洗脳教育の一つで、あるセリフを異口同音させることがある。
例文3.今は誰もが「戦争は嫌だ」と異口同音する時代になった。
例文4.あそこのレストランはみんなが異口同音においしいという。
例文5.全員が異口同音に知らないという為、捜査が難航している。
大勢の人が異口同音なことを言うとそれは信憑性の増して、大きな力を持つ場合があります。

異口同音の会話例

男性
次の選挙誰に投票する?
女性
そうだな…○○さんかな。
男性
やっぱりそうか。みんな異口同音に○○さんと言うよね。迷ってるんだよね。
女性
ならあなたも○○さんに入れたらいいじゃん。

大衆の意見というのはたとえ間違っていても強い力を得てしまうものです。

異口同音の豆知識

「異口同音」の対義語として、「諸説紛々」「賛否両論」「甲論乙駁」があげられます。

異口同音の難易度

「異口同音」は小学校4年生レベルとされ、漢字検定5級レベルの四字熟語です。

異口同音のまとめ

日々の日常で異口同音はとても使えるチャンスがあります。また、最近ではラーメンチャーハンがおいしいとみんなが異口同音していますが、炭水化物と炭水化物のミックスなので体調には気を付けましょう。

広告
最新情報をチェックしよう!