前人未到(ぜんじんみとう)
誰かが今でに成し遂げていないことを達成することは凄いことです。だからこそそれはギネス記録などとして評価されるのです。その他にも学問において新しい発見や発明などを達成して評価されることがあります。このように今で誰もなし得なかったことや発見していないことはとても過大な評価をされるのです。今でも誰も成し遂げていないことを前人未到と言うことがあります。今回はそんな前人未到という四字熟語を解説していきます。
前人未到の意味
前人未到の意味の以下通りです。
・今まで誰も成し遂げたことがないこと。
・誰も到達していない領域のこと。
前人未到は人が新記録や新発見をするときに使われることが多いです。また、前人未踏は前人未到と大抵同じ意味で同じ使われ方をするので覚えておくとよいです。
前人未到の由来・出典
前人未到の「前人」は今までの人つまり人類が誕生日してから現在至るまで生きていた全ての人のことです。また「未到」は言葉の通り未だに到達していないことを表しておりこれらの言葉を組み合わせ前人未到という言葉が成り立っています。
前人未到の類義語・同義語
｢前人未到｣の類義語には、｢先人未到｣｢前人未発｣｢人跡未踏｣などが挙げられます。
前人未到の使い方・例文
例文1.前人未到の地へたどり着いた彼は今まで見たことのない生物と出会った。
例文2.今でもの努力が結果となってみごとに前人未到の記録を叩き出した。
例文3.我々はまだだれも知らないアマゾンの前人未到である地へ足を踏み入れた。
例文4.前人未到である極限の戦いを繰り広げる。
例文5.彼はまだ誰もなし得ていない前人未到の技術力を持ち合わせている天才である。
これらから前人未到は、到達していないこと表すにはもってこいの四字熟語です。
前人未到の会話例
これは前人未到の記録について会話している様子です。
前人未到の豆知識
前人未到と前人未踏は同じ意味で使われていると言いましたが、場合によっては使い分けられることもあります。前人未到では業績や記録などでまだ誰も到達していない領域のこと、前人未踏では、地理的に秘境であったり、未開拓の地であったり誰も足を踏み入れていない場所のことと使い分けられることがあります。知っておくとよいです。
前人未到の難易度
前人未到の漢字の難易度として「前」は小学2年生程度、「人」は小学1年程度、「未」は小学4年程度、「到」は漢検4級程度で中学レベルです。これから前人未到は比較的簡単な漢字で構成されていることがわかります。
前人未到のまとめ
今までになし得なかったことを成し遂げることは凄いことです。それ以外にも人に感動を与えたり、人の心を動かしたりするようなことは素敵なことです。そして、前人未到の何かを達成してみようと試みることは素晴らしいことです。