雲雨巫山(うんうふざん)
よくテレビなどで取り上げられるニュースとして芸能人の情事があります。不倫や浮気などから一時活動停止になるということも珍しくはないと思います。そんな人たちのいろごとを言い表す言葉として雲雨巫山という四字熟語があります。今回は、そんな雲雨巫山について意味や由来、類義語、使い方、豆知識など合わせてみていきたいと思います。
雲雨巫山の意味
雲雨巫山の意味は以下の通りです。
・男女の情交のこと。
・男女の色情の交わりのこと。
雲雨巫山は、男女の交際の様子を表すことができる四字熟語です。雲雨巫山は、会話や文章で使われるときには、たとえとして用いられることがほとんどです。
雲雨巫山の由来・出典
雲雨巫山の由来は故事にあるとされています。中国の戦国時代に楚の懐王が昼寝をしているときに夢の中で巫山の女神と情交を結んだと言われています。その時、女神が別れ際に朝は雲になって夕方は雨になって参りますと言ったと言われています。また、「雲雨」はその名の通り、雲と雨のことを表しており、「巫山」は中国にある女神が住んでいたとされる山のことです。
雲雨巫山の類義語・同義語
｢雲雨巫山｣の類義語には、｢朝雲暮雨｣｢巫山雲雨｣｢楚夢雨雲」などが挙げられます。
雲雨巫山の使い方・例文
例文1.お互いにパートナーがいるにも関わらず雲雨巫山とした関係を持つ。
例文2.結婚しているにも関わらず一般女性と雲雨巫山だったことが、週刊誌に取り上げられて芸能活動中止を余儀なくされる。
例文3.彼女は、雲雨巫山に関係をもってしまう。
例文4.雲雨巫山に多くの女性と交際していることがバレて非難罵声を浴びる。
例文5.彼女以外と雲雨巫山とした関係をもっていたことがバレて別れることなってしまう。
このように雲雨巫山は、男女の交際や密会、情事を表すことができます。
雲雨巫山の会話例
これは、芸能人の不倫報道について話している様子です。
雲雨巫山の豆知識
雲雨巫山は、例えとして使われる言葉です。雲雨巫山という言葉は男女の交際関係の深さに関わらず使われる言葉です。なので広い意味をもって使うことができるということを知っておけるといいと思います。
雲雨巫山の難易度
雲雨巫山の漢字の難易度は、「雲」は小学2年生程度、「雨」は小学1年生程度、「巫」は難しい漢字なのでこれを機に覚えておくといいと思います。「山」は小学1年生程度です。
雲雨巫山のまとめ
雲雨巫山は、使われるときにあまりいい意味で使われることがないです。どちらかというと不倫や浮気など世間一般的に悪いことの例えとして用いられることが多いため使うときには、注意が必要です。