【犬馬之労(けんばのろう)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

犬馬之労(けんばのろう)

みなさんはお仕事で力を尽くして働いていますでしょうか。精一杯働いて貢献していても、自分で頑張ってるとは言いづらいものです。会社に貢献していることを謙遜して表現できる「犬馬之労」という四字熟語があります。今回は「犬馬之労」を意味や例文を含めて詳しく解説していきます。

犬馬之労の意味

犬馬之労の意味は以下の通りです。
・犬馬之労について 君主や他人のために出来る限りのことをすること。

自分の労力を謙遜していう言葉で、犬や馬程度の働きという意味がある。

犬馬之労の由来・出典

犬や馬程度の働きという意味から。 中国の三国時代、諸葛亮が劉備に出仕を承諾した故事から。
出典:「三国志演義」「三八」

犬馬之労の類義語・同義語

「犬馬之労」の類義語には、「汗馬之労(かんばのろう)」が挙げられます。

犬馬之労の使い方・例文

例文1.会社の利益のため、犬馬之労を尽くす。
例文2.犬馬之労で努力してきた。
例文3.監督やチームのため、犬馬之労で練習する。
例文4.新規事業のため犬馬之労をとる。
例文5.営業成績一位の彼は犬馬之労の働きをする。
「犬馬之労」を用いた例文となっております。

犬馬之労の会話例

男性
この会社に入ってよかったよ。
女性
私もです!社員一人一人の事を大切にしていますよね。
男性
そーそー!期待に答えられるように頑張らないと!
女性
私も犬馬之労の働きで頑張ります!

会社員の男性と女性が、会社についての会話をしています。

犬馬之労の豆知識

結婚式のスピーチやパーティなどといった場面でよく用いられる四字熟語です。

犬馬之労の難易度

漢字検定準一級に出題される四字熟語です。
大学・一般程度のレベルのため、難しい部類に入ります。

犬馬之労のまとめ

今回は「犬馬之労」について解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
日常の会話ではなく、主にスピーチで用いられる四字熟語なので、結婚式でのスピーチを任されたり、パーティの挨拶を任された人はぜひ覚えておきましょう。

会社の為に、犬馬之労で働く
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