【実力伯仲(じつりょくはくちゅう)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

実力伯仲(じつりょくはくちゅう)

実力伯仲」とは、実力が均衡していて優劣をつけるのが難しいことを指しています。互角の戦いをしているものに対して、「実力伯仲の戦い」や「実力伯仲の相手」などといった使い方をします。それでは今回は、「実力伯仲」について解説させていただきます。

実力伯仲の意味

実力伯仲」の意味は以下の通りです。
・優劣をつけるのが難しいくらい大きな知力、実力、技能の差がないこと
一般的に“ライバル”と呼ばれる、実力差があまりない競争相手のことを指すイメージになります。

実力伯仲の由来・出典

「伯仲」とは、中国語で長男と次男という意味です。長男と次男は年齢も近く、実力にも大きな差がないため、どちらも優れていて優劣をつけるのが難しいということが由来となっています。

実力伯仲の類義語・同義語

実力伯仲」の類義語には、「勢力伯仲」、「伯仲の間」、「五分五分」などがあります。

実力伯仲の使い方・例文

例文1.この勝負は実力伯仲でどちらが勝ってもおかしくないため、見ていて面白い。
例文2.幼少期からずっと一緒にサッカーをしていて、今でもずっと実力伯仲で良きライバルだ。
例文3.今年の地区予選はは上位校のエースと呼ばれる選手が不在で、実力伯仲の戦いが予想される。
例文4.実力伯仲の好試合は、両者が譲らない展開だ。
例文5.前までは実力伯仲だったものの、今では差をつけられてしまった。
実力伯仲とは、スポーツの場面で使われることが多いです。

実力伯仲の会話例

男性
今年のプロ野球は、阪神と巨人が両者譲らない戦いをしているね。
女性
巨人と阪神、まさに実力伯仲の戦いね。
男性
どちらも譲らない展開だから、僕みたいな素人が見てても面白いよ。
女性
巨人ファンの私としては、早く差を突き放してほしいと思ってるわ。

実力伯仲の戦いをしている巨人と阪神について話しています。

実力伯仲の豆知識

実力伯仲」の英訳は、 being evenly matched in abilityになります。

実力伯仲の難易度

実力伯仲」の難易度は不明ですが、類義語である「勢力伯仲」は漢検準2級程度となっております。

実力伯仲のまとめ

実力伯仲」とは、ライバル関係と呼ばれるような実力差があまりなく優劣をつけるのが難しという意味でした。例文でも用いた通り、スポーツの場面で使われることの多いものになります。ぜひこれを機に使ってみるのも良いと思います。

実力伯仲のライバル。
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