【二六時中(にろくじちゅう)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

二六時中(にろくじちゅう)

皆さんは終日同じ作業や物事に取り組んでいた経験はありますか。集中していたり、成し遂げなければならない理由かあったりすれば終日同じことしているということもあると思います。そんな終日ですが、他の表現で表されることもあります。例えば一日中であったり、四六時中、二六時中ということがあります。今回はそんな二六時中について意味や使い方を交えながら説明していきたいと思います。

二六時中の意味

二六時中の意味は以下の通りです。
・終日のこと。
・一日中ずっと。
二六時中は、終日のことを表すことができます。なのでずっと作業に励んでいる人やいつも同じことをしている人などの様子を表す際に用いられる四字熟語です。しっかりと知っておけるといいと思います。

二六時中の由来・出典

二六時中の由来は、江戸時代の時刻の考え方に由来しています。江戸時代では一日は12刻と考えられていたと言われています。そのため2×6で二六時中と言われるようになったと言われています。

二六時中の類義語・同義語

「二六時中」の類義語には、「四六時中」「常住座臥」「朝々暮々」などが挙げられます。

二六時中の使い方・例文

例文1.二六時中作業に没頭していたので気づいたら夜の12時をまわっていた。
例文2.彼は集中が高く、二六時中同じことを続けることが可能だ。
例文3.二六時中睡眠を取らずにいたから体が限界をむかえる。
例文4.彼は勤勉で二六時中仕事をしているため、体調を崩さないか心配だ。
例文5.彼女は心配性で二六時中、心配事を抱えている。
このように二六時中は、いつもや終日を表すことができる四字熟語です。

二六時中の会話例

男性
彼は映画が好きだと言っていたけど、休憩も挟まずによく一日5本も映画を見れるものだよ。
女性
本当だわ。私なんて一日二本見ただけでも疲れてしまうもの。
男性
でも確かに好きなことなら二六時中できる人もいるしね。
女性
そうね。今度彼におすすめの映画を教えてもらおうかしら。

これは、映画好きな彼について話している様子です。

二六時中の豆知識

二六時中という言葉は昔の時刻の考え方に由来していますが、その考え方について知っておけばより理解を深まると思います。なので由来で説明した事柄について知っておけばより色々な場面で使いこなせると思います。また、二六時中という四字熟語は使える場面も多いです。覚えていないと困ることもあると思うのでこれを機に覚えておけるといいと思います。

二六時中の難易度

二六時中の漢字の難易度は、「二」は小学1年生程度、「六」は小学1年生程度、「時」は小学2年生程度、「中」は小学1年生程度です。

二六時中のまとめ

二六時中という四字熟語はいつもや常時と言ったことを表すので比較的日常会話でも使いやすい言葉です。また、他の言葉に置き換えることもできます。二六時中以外にも四六時中などと言った同じ意味をもつ言葉を覚えておけると役に立つと思うので覚えておけるといいと思います。

二六時中勉強していた。
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