【公明正大(こうめいせいだい)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

公明正大(こうせいめいだい)

「公明正大」という四字熟語を聞いたことはありますか?日常的に使われることが少ない四字熟語ではないかと思います。そこで、今回は「公明正大」について詳しく解説していきたいと思います。

公明正大の意味

「公明正大」とは、2つの意味から成り立ち「公明=公平で不正や隠し事がない」「正大=態度や行動が正しく、堂々としている様子。自信を持っていて堂々としている様子。」から来ています。

公明正大の由来・出典

「公明正大」の由来は、上記の通り2つの言葉の意味を合わせた四字熟語になります。そのため、使い始めた時期や由来などは諸説あり、はっきりとしたことは分かっていません。しかし、いつの時代にも正義感が強く、まっすぐな人を表して、公明正大な人と言っていたそうです。
「公明正大」は時折「公正明大」と言い間違える人がいます。「公正明大」は辞書にも載っていない、存在しない四文字熟語になるので、気を付けて使ってください。明〇大学生が自分の学校を公正な学校という時にはオリジナルで作ってもいいのかもしれませんね。

公明正大の類義語・同義語

「公明正大」の類義語として、「公平無私」「正々堂々」などが挙げられます。

公明正大の使い方・例文

例文1.彼は昔から公明正大な性格だと思う。
例文2.人の行動や言動を見ていると、公明正大な人かどうかは分かる。
例文3.今までを反省に公明正大に生きようと思う。
例文4.仕事で責任者を任せるには公明正大な人がいいと思う。
例文5.裁判官は常に公明正大さが求められる職業である。
公明正大な人には人の上に立つ資格があると言えますよね。

公明正大の会話例

男性
先日の政治資金横領事件見た?
女性
見たみた!本当にひどいよね。
男性
そういう職業の人は、本当は公明正大な人がなるべきだよね。
女性
うん!確かにそうだよ!だって税金から出てるからね。

公明正大になる事は簡単ではなさそうですね。

公明正大の豆知識

「公明正大」の対義語として、「専断偏頗」「不正不公」「依怙贔屓」があげられます。

公明正大の難易度

異口同音」は小学校1年生~3年生の間で習得するレベルとされ、漢字検定5級レベルの四字熟語です。

公明正大のまとめ

世の中にはたくさんの人がいます。時には、不正な行為をしてお金持ちになっている人や人の為に公明正大の気持ちで必死に働いて、一定の収入を築いている人。私たちは、公明正大に生きるか、そうでないかを選択できます。
一人でも多くの人が公明正大な人生を歩む世界にしていきたいですね。

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