【金城湯池(きんじょうとうち)】の意味と例文と使い方

金城湯池(きんじょうとうち)

昔は、争いが絶えずにその争いによって命を落とすということがあったとされています。そのため、外敵から見を守ったり、戦いの作戦を立てたりする場所が必要であったと言われていて、日本にはそのために建てられたお城が多く存在します。お城には、外敵からの侵入を防ぐために堀があったり、内部構造が複雑になっていたりと様々な工夫がされています。そのため、その守りを崩すのは容易ではなかったと言われています。そんな様子を表す言葉として金城湯池という四字熟語があります。今回は、そんな金城湯池という言葉についてみていきたいと思います。

金城湯池の意味

金城湯池の意味は以下の通りです。
・守りがとても堅い城のこと。
・非常に攻め落とすのが困難な城のこと。
金城湯池は、城の守りが堅い様子を表すことができます。攻城戦を行うというときに、城の守りが堅い様子をなどを言い表すときに使うことができるので覚えておけるといいと思います。

金城湯池の由来・出典

金城湯池の「金城」は守りが堅固な城のことを表しており、「湯池」は熱湯で満たされた堀のことを表しております。これらの言葉を組み合わせて金城湯池という四字熟語が成り立っています。

金城湯池の類義語・同義語

「金城湯池」の類義語には、「堅塞固塁」「湯池鉄城」「金城鉄壁」などが挙げられます。

金城湯池の使い方・例文

例文1.金城湯池であるあの城は、攻め落とすのは無理だろう。
例文2.金城湯池、外敵の侵入を防ぐためだけに建てられたその城はまさに要塞である。
例文3.あの戦いで勝利を収められたのは、金城湯池であったことが一番の勝因である。
例文4.金城湯池だったと有名な城を観光しにいく。
例文5.金城湯池、堀が深いため容易に侵入することはできないだろう。
このように金城湯池は、守りがとても堅い城のことを表す際に使われる言葉です。

金城湯池の会話例

男性
僕はお城を巡るのが好きでね。今度観光に行こうと思っているんだよね。
女性
それはいいわね。私も歴史的な建造物を見て歴史について知ることはとても好きだわ。
男性
そうなんだね。今度観光にいくお城は昔は金城湯池で有名だったんだ。
女性
外敵から守るためにどんな工夫がされていたのか、実際に見て楽しんでくるといいわ。

これは、お城に観光に行くことを男性が女性に話している様子です。

金城湯池の豆知識

金城湯池はお城の守りが堅い様子を表すことができる四字熟語で今日でもゲームなどの攻城戦のことについて言い表す時に使われます。ちなみに攻城戦とは、敵の城や砦を奪取するための戦いのことを指します。

金城湯池の難易度

金城湯池の漢字の難易度は、「金」は小学1年生程度、「城」は小学6年生程度、「湯」は小学3年生程度、「池」は小学2年生程度です。

金城湯池のまとめ

お城は外敵から簡単に攻め落とされないようにするために、堀を深くして水を流すことによって進路を制限するといった工夫がなされています。そのことが、金城湯池の「湯池」という言葉にも表現されています。そのことを覚えておけると金城湯池という四字熟語への理解がより深まると思います。

昔の建造物を見ていると金城湯池が立ち並んでいる。
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