【不眠不休(ふみんふきゅう)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

不眠不休(ふみんふきゅう)

現在、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、多くの医療従事者の方々が寝る間も惜しんで働いてくださっています。人を助けることはもちろん大切ですが、自身の体も十分に労って欲しいものですね。今回はこういった方々の状態を表す、「不眠不休」という言葉について、その意味や語源から実用的な使い方や会話文まで詳しく説明していきます。

不眠不休の意味

「不眠不休」は、睡眠や休憩を取らずに物事に取り組むことを意味します。

不眠不休の由来・出典

「眠」と「休」それぞれの語に、打ち消しの意味を持つ「不」という字を合わせることで、休憩や睡眠もとらずに物事に取り組むという意味の四字熟語「不眠不休」が成り立っています。

不眠不休の類義語・同義語

「不眠不休」の類語としては、「円木警枕」や「徹夜」「一心不乱」などが挙げられます。

不眠不休の使い方・例文

例文1.不眠不休の作業も虚しく、期限には間に合わなかった。
例文2.彼は不眠不休で課題に取り組んだ結果、体調を崩してしまった。
例文3.不眠不休で取り組む必要のないように、体制を整えておくのが一番大切なことだ。
例文4.不眠不休での作業はほとんどの場合、一時凌ぎにしかならない。
例文5.彼は思わぬチャンスに恵まれ、不眠不休で取り組んでいる最中だ。
不眠不休で頑張れば大抵の事はできるでしょう。

不眠不休の会話例

男性
なんとかレポートの提出に間に合ったよ。
女性
よかったね。顔色が悪いけど大丈夫?
男性
不眠不休でレポートを書いてたからね。今は気持ち的にもスッキリしてるから大丈夫だよ。
女性
ならよかった。そういえば、明日は3限の授業でもレポート提出があったよね。

不眠不休でやっても間に合わない量のレポートは溜めないようにしましょう。

不眠不休の豆知識

ちなみに、カツオが不眠不休で泳ぎ続ける理由は、浮き袋が発達していないので、止まってしまうと体が沈んでしまうからだそうです。

不眠不休の難易度

「不眠不休」は、漢字検定4級レベルの、比較的簡単な四字熟語です。

不眠不休のまとめ

「不眠不休」という言葉ですが、日常ではあまりポジティブな場面で聞くことはありません。例えば、震災後に自衛隊の方々が不眠不休で働いている等です。そして今回は新型コロナウイルスの影響で、医療従事者の方が不眠不休での作業を続けています。少しでも早くそういった方々が「不眠不休」の生活から解放されることを待ち望んでいます。

不眠不休で働く男性
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