【多士済々(たしせいせい)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

多士済々(たしせいせい)

何かをするときには、優秀な人や頭のキレる人などがいるほうが物事が効率的に進めることができます。また、三人寄れば文殊の知恵というように優れた人が集まって知恵を出しあえば、より物事を進めることができると思います。優れた人が集まっている様子を表わす言葉として多士済々という言葉があります。今回は、そんな四字熟語を紹介していきたいと思います。

多士済々の意味

多士済々の意味は以下の通りです。
・優秀な人が集まっていること。
・能力や才能に秀でた人が多くいること。
多士済々という言葉は、単に人が集まっているだけでは使われないので覚えておくことが大切です。優れた人や立派な人達に対して使われる言葉なので注意して使えればいいと思います。

多士済々の由来・出典

多士済々の「多士」は優れた人が多いという意味であり、「済々」は、立派な人達を意味しています。これらから多士済々という言葉が成り立っています。

多士済々の類義語・同義語

「多士済々」の類義語には、「人才済済」「千軍万馬」「異口同音」などが挙げられます。

多士済々の使い方・例文

例文1.そのチームは、メンバー全員が優秀でまさに多士済々である。
例文2.多士済々であったとしてもチームの連携がとれていないため、試合に負けてしまった。
例文3.彼は、目的を達成するためには、手段を選ばないことで有名で多士済々に人材を集め採用した。
例文4.類は友を呼ぶというように、優秀で優れた人のそばには、優秀な人が集まってくる。これこそ多士済々である。
例文5.多士済々なパーティが先週催されて多くの人が楽しんだ。
このように多士済々は、優れた人がいる様子を表すのには最適な言葉です。

多士済々の会話例

男性
あのクラスは特進クラスだから頭がいい人が多いよね。
女性
そうらしいわね。特進クラスの友達がいるんだけどテスト前はいつも勉強を教えてもらってるわ。
男性
そうなのかい。特進クラスは、多士済々という四字熟語があるけれどまさにその言葉のとおりだよね。
女性
そうだね。でも今度のテストでは特進クラスの人に負けない点数を取ってみせるわ。

これは、他のクラスの人が優秀であるということを話しています。

多士済々の豆知識

多士済々という言葉は、優れていることを表す四字熟語で類義語には、人才済済ということがあります。人才済済は似た意味で合わせて覚えておくと役に立つと思います。

多士済々の難易度

多士済々の漢字の難易度は、「多」は小学2年生程度、「士」は小学4年生程度です。また、「済」は小学6年生程度、「々」は漢字の繰り返しを表すものです。どれも簡単な漢字なので覚えやすいと思います。

多士済々のまとめ

人には、それぞれ得意なこともあれば、苦手なこともあると思います。確かに優秀であることや優れていることはとてもいいことです。中には、才能や能力にめぐまれている人もいると思います。しかし、優秀な人は努力であったり、練習であったり、勉強であったりに努めてきた人がほとんどだと思います。嫉妬や妬みだけではなく、努力して自分を磨けるといいと思います。

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