【臥竜鳳雛(がりょうほうすう)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

臥竜鳳雛(がりょうほうすう)

世の中には多くの才能に溢れた人や優秀な人がいると思います。しかし、適材適所という言葉があるように能力があってもその才を発揮できる環境でなければ、最大限に活躍することができないです。才能があってもその機会がなかったり、環境に恵まれなかったりということがあってその存在が世の中に知られないということがあるのです。そんな様子を表す言葉に臥竜鳳雛という四字熟語があります。今回はそんな臥竜鳳雛について説明していきたいと思います。

臥竜鳳雛の意味

臥竜鳳雛の意味は以下の通りです。
・才能はあるが、その存在が広く知られていない者のこと。
・将来が有望である人。
・実力は十分であるが、機会に恵まれずに活躍をできないこと。
臥竜鳳雛は、優秀な人や才能に優れている人に対して使われる言葉です。しかし、結果が思うように振るわないさまや活躍できていないことを表します。なので使う場面や相手には気をつけて使うことが大切です。

臥竜鳳雛の由来・出典

臥竜鳳雛の「臥竜」は隠れていて世の中に知られていない偉人のことを意味しており、「鳳雛」は将来優れた人物になることが期待される子供のことを意味しています。これらの言葉を組み合わせて臥竜鳳雛という四字熟語が成り立っています。

臥竜鳳雛の類義語・同義語

「臥竜鳳雛」の類義語には、「孔明臥竜」「猛虎伏草」「伏竜鳳雛」などが挙げられます。

臥竜鳳雛の使い方・例文

例文1.彼は才能に満ち溢れているが、臥竜鳳雛でその才は広く知られていない。
例文2.彼は音楽家として優れていたが、時代の流れに逆らう作風だったので臥竜鳳雛で有名になることはなかった。
例文3.有能な人材であったが、活躍の機会が与えられず臥竜鳳雛となる。
例文4.どんなに能力に優れている選手だとしても活躍できる場がなければ臥竜鳳雛になってしまう。
例文5.臥竜鳳雛にならないように、若い芽を育てる機会を設ける。
このように臥竜鳳雛は、才能はあるが、その存在が広く知られていないさまを表すことができます。

臥竜鳳雛の会話例

男性
彼はあんなにバレーの才能に溢れているのにスタメンになれないなんて不思議だよ。
女性
まさに臥竜鳳雛だわ。プレーを見る限り凄い上手なのに。
男性
ただ少し聞いた話だとチームプレーが苦手みたいで息が合わないらしいんだ。
女性
そうなのね。確かに団体スポーツであるバレーはチームプレーが大切だものね。

これは、バレー選手について男性と女性が話している様子です。

臥竜鳳雛の豆知識

臥竜鳳雛はたとえとして用いられる四字熟語です。また臥竜鳳雛は人に対して使われることがほとんどで、日常生活でも使うことのできる言葉なのでこれ機に覚えて使いこなせるといいと思います。

臥竜鳳雛の難易度

臥竜鳳雛の漢字の難易度は、「臥」は難しい漢字です。また「竜」は漢検準2級程度で、「鳳」と「雛」は難しい漢字です。「臥」「鳳」「雛」はどれも難しく日常的に目にしたり、使ったりすることは少ないと思います。これを機に書き方や訓読み、音読みなど合わせて覚えておけるといいと思います。

臥竜鳳雛のまとめ

臥竜鳳雛というようにいくら才能に溢れていたとしても発揮できなければ意味がないです。そのためにも何かを成し遂げるためには、チャンスをものにするために日々準備をしておくことが大切です。そして、日々準備を怠らずに能力を発揮できるといいと思います。

世の中に臥竜鳳雛な人は少なくない。
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