【冷暖自知(れいだんじち)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

冷暖自知(れいだんじち)

近年では口コミサイトなどが多く出回っています。特に飲食店などでは、その受ける評価と客足は比例するかのように経営を左右されるのではないでしょうか。
しかし、逆に評価よりも実際は美味しかったという場合もあります。このように実際に行ってみなければ、やってみなければ分からないという事を表しているのが「冷暖自知」です。さっそく冷暖自知について詳しく解説していきたいと思います。

冷暖自知の意味

「冷暖自知」とは、「何事も体験してみないと、自分で本当に知るという事はできない」という意味です。元々は仏教の言葉で、「水が冷たいか暖かいかは、実際に呑んでみなければ分からない」という事から来ています。

冷暖自知の由来・出典

「冷暖自知」の出典元は仏教の「景徳伝灯録(けいとくでんとうろく)」から来ています。その中に「冷暖自ら知る」という言葉があり、それがもとになり「冷暖自知」ができました。
これは、仏教の中では「本当の悟りは、本で見たことや人から聞いただけでは理解できず、自分で悟り理解しなければならない。」というように現代表現されています。

冷暖自知の類義語・同義語

「冷暖自知」の類義語として、「実践躬行」「実事求是」が挙げられます。

冷暖自知の使い方・例文

例文1.あそこのレストラン、すごくおいしいって言う評判だけど冷暖自知するほかないね。
例文2.自己啓発の書籍ばかり読むのもいいけど、冷暖自知した方がいいよ。
例文3.机上の空論ではなく、冷暖自知してアドバイスしたほうが効率いい。
例文4.家を買う時には冷暖自知しなければ、さまざまな条件は分からない。
例文5.歴史を長く研究してきたが、冷暖自知することでより深い知識を得ることができる。
冷暖自知しなければ本当の意味で知っているとは言い難いですね。

冷暖自知の会話例

男性
将来、我が子には海外留学させようと思う。
女性
どうしてそう思うの?日本が安全だよ。
男性
グローバル社会で、現地に言って冷暖自知させた方が絶対にプラスになると思って。
女性
そうだね。いくらテレビや教科書では本当の文化とかは学べないからね。

冷暖自知して初めて本当に理解できますね。

冷暖自知の豆知識

「冷暖自知」の対義語は、「空論空理」「眼高手低」などが挙げられます。

冷暖自知の難易度

「冷暖自知」は、小学6年生に修了する漢字であるため、漢字検定5級レベルの四字熟語です。

冷暖自知のまとめ

「冷暖自知」することは、ビジネスの世界でも本当に大切で、説得力があります。冷暖自知することは、確実に自分の経験になって、役に立つことが多いと思います。

冷淡自治とは自分でやらないとわからないという意
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