【顔面蒼白(がんめんそうはく)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

顔面蒼白(がんめんそうはく)

大きな舞台に立つときは、誰しも程度の差はあれど緊張しますよね。その緊張を全く感じさせないように振る舞うことができる人がいれば、見ている側が心配になってしまうほど外に現れる人っていますよね。声が震えたり体が直立不動になったり色々とあるかと思いますが、その中でも一番分かりやすいのは表情や顔色ではないでしょうか。私たちはよく「顔面蒼白」という言葉を使いますよね。何か大きな失態をおかした時や、極度の緊張状態の際によく使われる言葉ですが、今回はこの言葉についてより詳しく解説していきたいと思います。

顔面蒼白の意味

「顔面蒼白」とは、「動揺」「困惑」「緊張」などによって顔から血の気がひいて真っ青になる事を意味します。

顔面蒼白の由来・出典

「顔面」は、読んで字の通り「顔や表情」を意味します。「蒼白」は青白いことや、血の気がないことを意味します。この二つの言葉を合わせたのが「顔面蒼白」という四字熟語です。

顔面蒼白の類義語・同義語

「顔面蒼白」の類語には「顔色が悪い」や「血色が悪い」などが挙げられます。

顔面蒼白の使い方・例文

例文1.彼は自分がおかしたミスに気がついて、顔面蒼白になった。
例文2.顔面蒼白になり落ち込む彼には、かける言葉が見つからなかった。
例文3.彼女は一瞬顔面蒼白になったが、何とか持ち堪えた。
例文4.母は顔面蒼白になりながら我が子を病院へ連れて行った。
例文5.顔面蒼白な父はどうやら母に浮気がバレてしまったらしい。
何かやばい秘密がばれたら顔面蒼白になるますよね。

顔面蒼白の会話例

男性
昨日のニュースにはさすがに顔面蒼白になったよ。
女性
あれ、そんな大きなニュースあったっけ?
男性
あれだよ、芸能人のTさんが覚醒剤を使用してたってやつだよ。
女性
あーあれね、そういえば昔からずっと彼女のファンだったね。

自分に関係する何かが何かやらかしたら血の気もひきますよね。

顔面蒼白の豆知識

「顔面蒼白」は英語で言うと「pale face」となります。

顔面蒼白の難易度

「顔面蒼白」は漢字検定二級以下の比較的簡単な四字熟語です。

顔面蒼白のまとめ

今回は、緊張や動揺などで血の気がひいて顔色が真っ青になる事を意味する「顔面蒼白」という四字熟語について解説しました。どうすれば人前に出ても緊張しなくなるかというのは永遠の課題ですよね。どれだけ平常心を装っても顔に出てしまうのが人間で、メンタリストのDaiGoさんも、人の心を読むときはとにかく「表情や声」に注目するみたいですよ。

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