【磨斧作針(まふさくしん)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

磨斧作針(まふさくしん)

大抵の場合において何かを成し遂げるときや目標を達成するためには、日々の努力が必要となります。どんなに困難な問題に直面したとしても忍耐強く頑張れば自ずと成功への道が見えてくるものです。そんなさまを表す四字熟語として磨斧作針という言葉があります。今回はそんな磨斧作針という四字熟語の使い方について、マスターできるように見ていきたいと思います。

磨斧作針の意味

磨斧作針の意味は以下の通りです。
・困難なことでも粘り強く努力すれば、必ず成功するということ。
・成功には地道な努力が必要であるということ。
磨斧作針は、忍耐強く努力すれば成功するということを言い表すことができる四字熟語です。

磨斧作針の由来・出典

磨斧作針の由来は故事にあるとされています。昔、斧を磨いていて、針を作ろうとしている女の人がいたとされています。そのことから転じて根気よく努力すれば成功を収めることができるということを表す四字熟語として磨斧作針が使われるようになったと言われています。

磨斧作針の類義語・同義語

「磨斧作針」の類義語には、「点滴穿石」「水滴石穿」「磨杵作針」などが挙げられます。

磨斧作針の使い方・例文

例文1.磨斧作針、諦めないで夢のために努力し続けた結果、見事実現することができた。
例文2.プロ野球選手になるために磨斧作針、練習に励んでいたらプロになることができた。
例文3.磨斧作針、成功の秘訣は日々努力することである。
例文4.磨斧作針、継続した努力によって評価されるまでに至る。
例文5.磨斧作針、一日だけでは結果はついてこないだろう。
このように磨斧作針は、困難なことでも粘り強く努力すれば、必ず成功するということを表す際に用いることができます。

磨斧作針の会話例

男性
あの選手は頑張っていたのを知っていたから今回の大会で結果を残すことができて本当に良かったよ。
女性
そうなのね。磨斧作針というように練習の成果を発揮できたのかしら。
男性
そうなんだよ。この大会の活躍で選抜メンバーとして活躍しないかという声がかかっているらしくてね。
女性
それはすごいわ。今後の活躍が楽しみね。

これは、ある選手について話している様子です。

磨斧作針の豆知識

磨斧作針は斧を磨いて針を作るといったことが由来となっていますが、斧から針を作ることは相当大変なはずです。それくらい忍耐強く努力しているさまを表すのに、磨斧作針は使われるということを覚えておけるといいと思います。

磨斧作針の難易度

磨斧作針の漢字の難易度は、「磨」は準2級程度、「斧」は難しい漢字です。「作」は小学2年生程度、「針」は小学6年生程度です。

磨斧作針のまとめ

日々の努力というのは必ずその人の自信に繋がったり、その人の知識や経験となったりしてその後に役立つと思います。努力というのは磨斧作針という言葉のように必ずしも成功に結びつくとは限らないこともあります。だからこそ、成功するために日々考えて行動していけるといいと思います。

磨斧作針、成功のコツである。
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