【独立独行(どくりつどっこう)】の意味と例文と使い方

独立独行(どくりつどっこう)

皆さんは何かにチャレンジするとき、何を参考にしますか。今の時代であればインターネットで調べれば膨大な量の情報が出てくるので、その中からどれか良さげなものを選ぶという人が多いかと思います。他で言えば、身近にいる誰かをお手本にする人もいるかと思います。しかし中には、誰からもアドバイスを受けず、とにかく自分の信じた道だけを突き進む「異端児」も世の中にはいます。今回はそんな様を表す、「独立独行」という四字熟語について詳しく解説していきたいと思います。

独立独行の意味

「独立独行」とは、誰にも頼らずひたすら自分の信じる道を突き進むことを意味します。

独立独行の由来・出典

「独立」は、誰にも頼らない様を表し、「独行」は一人で物事を行うことを言います。この二つの言葉を合わせてできたのが、「独立独行」という四字熟語です。

独立独行の類義語・同義語

「独立独行」の類語には、「独立独歩」や「一国一城」などが挙げられます。

独立独行の使い方・例文

例文1.彼は独立独行で事業を波に乗せた。
例文2.独立独行を貫く彼からアドバイスを求められた。
例文3.私の祖父は独立独行であることを誇りに思っていた。
例文4.独立独行であるよりも、多くの意見を取り入れるべきだという声もある。
例文5.独立独行でここまできた彼だが、いよいよ潮時かもしれない。
独立独行は良い意味でも悪い意味でも使われる言葉ですね。

独立独行の会話例

男性
昨日君のおじいちゃんを見かけたけど、まだ現役で畑仕事をしているんだね。
女性
そうだよ。新しい品種の苺を独立独行で作り上げたんだよ。
男性
すごいね。確かに何だか一匹狼っていう雰囲気が出てるよね。
女性
そうかなあ。普段は優しい普通のおじいちゃんだよ。

独立独行なことによって生み出されるものもあるという事ですね。

独立独行の豆知識

「社会は一個人を単位として、独立独行を主とすなるに」という坪内逍遥の言葉があります。

独立独行の難易度

「独立独行」は漢字検定準二級以下の簡単な四字熟語です。使われている漢字自体も小学生で習う漢字で構成されています。

独立独行のまとめ

今回は、誰にも頼らずに一人で事を進めることを意味する、「独立独行」という四字熟語について解説しました。全て一人で考えて実行する力があることは素晴らしいことです。他人の真似事や、過剰に周囲の声を聞き入れても、最終的に出来上がるものには大した新規性はありません。これからの時代は「個性」が大切なので、ときには頑固に突き進むことも大切ですよ。

独立独行で全てを行う男性
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