生死肉骨(せいしにくこつ)
生死肉骨について解説していきます。生死肉骨は普段あまり聞くことはない言葉だと思いますが、知っておいて損はない言葉ですので読んでみて下さい。
生死肉骨の意味
生死肉骨の意味は、
「窮地にあるものをすくい上げること、自分が窮地にいるときに救ってくれた人への恩」を意味する言葉です。
生死肉骨の由来・出典
生死肉骨の出典は、
「春秋左氏伝」「襄公二二年」です。
死んだ人の骨に肉をつけて生き返らせるということから「生死肉骨」という言葉が生まれました。
生死肉骨の類義語・同義語
生死肉骨の類語としては、「起死回生」があげられます。
生死肉骨の使い方・例文
例文1.彼には生死肉骨の恩があるので絶対に裏切れない
例文2.本当に辛かった時に救っていただいた彼には、生死肉骨の恩があります
例文3.必ず結果を出して生死肉骨の恩に報います
例文4.生死肉骨の恩を感じずにはいられない
例文5.生死肉骨の恩を忘れてしまうような人間にはなりたくない
生死肉骨と恩は斬ってもきれない関係ですね。
生死肉骨の会話例
今日元気ないね。どうしたの。
何でもないよ。大丈夫。
本当に?何かあったら相談してね。僕には生死肉骨の恩があるから力になるよ。
ありがとう。何かあったら相談させてもらうね。
生死肉骨の恩を返すのは大切なことですね。
生死肉骨の豆知識
生死肉骨は、
「死(し)を生(い)かせて骨(ほね)に肉(にく)す」と訓読みする事もあります。
生死肉骨の難易度
生死肉骨の難易度としては、漢字検定5級レベルです。
漢検5級は小学生で習う程度のレベルです。
生死肉骨のまとめ
今回は、生死肉骨という言葉について解説しました。あまり日常で使うような言葉ではないですが、覚えておくと会話がスムーズに進むこともありと思いますので、是非覚えて下さい。