【報恩謝徳(ほうおんしゃとく)】の意味と由来、使い方を実例で解説!

報恩謝徳(ほうおんしゃとく)

皆さんは誰かから恩を受けたことはありますか。人から恩を受けたら感謝するのはもちろんですが、何かお返しをしたいと思うものです。そのため、何かを頂いたり、してもらったりしたときにはお返しというものをすると思います。そんな恩義に対してお返しをすることを報恩謝徳という四字熟語で言い表すことがあります。今回は、そんな報恩謝徳という四字熟語の意味や由来、類義語、例文、豆知識などを合わせて見ていきたいと思います。

報恩謝徳の意味

報恩謝徳の意味は以下の通りです。
・恩義に対してお返しすること。
・恩返し。
・恩を受けたことに感謝して、報いようとする姿勢のこと。
報恩謝徳は、恩返しするさまを表すことができます。人と関わる事があれば、当然恩を受けることもあるので使える場面は多い言葉です。覚えておけるといいと思います。

報恩謝徳の由来・出典

報恩謝徳の「報恩」は恩返しのことを意味しており、「謝徳」は恩徳に対して礼の気持ちを表すことを意味しています。これらの言葉を組み合わせて報恩謝徳という四字熟語が成り立っています。

報恩謝徳の類義語・同義語

「報恩謝徳」の類義語には、「報本反始」「飲水思源」「感恩戴徳」などが挙げられます。

報恩謝徳の使い方・例文

例文1.報恩謝徳、恩返しをすることを忘れずに善意には感謝する。
例文2.報恩謝徳、感謝の気持ちを忘れずに日々生活する。
例文3.命を救ってもらった恩に報恩謝徳の精神をもって接する。
例文4.報恩謝徳ができない人は信頼を失うだろう。
例文5.報恩謝徳、感謝の気持ちでいっぱいで恩返しをしたいと思っています。
このように報恩謝徳は、恩義に対してお返しするさまや姿勢を表すことができます。

報恩謝徳の会話例

男性
この前、昼食を食べるために外に出たときに財布を落としてしまったんだよ。
女性
それは大変だわ。失くした財布は結局見つかったのかしら。
男性
うん。落としたところを見ていた男性が拾ってくれてね。本当に助かったよ。その後、食事をごちそうしたよ。
女性
それは良かったわね。報恩謝徳の精神は大切だものね。

これは、財布を落としてしまったことについて話している様子です。

報恩謝徳の豆知識

報恩謝徳という言葉があるように恩を受けたらお返しをするといった習慣や文化といったものが今日でもあると思います。そんなときには、この報恩謝徳という四字熟語を使うことができるので覚えておけるといいと思います。

報恩謝徳の難易度

報恩謝徳の漢字の難易度は、「報」は小学5年生程度、「恩」は小学5年生程度、「謝」は小学5年生程度、「徳」は小学5年生程度です。

報恩謝徳のまとめ

社会で生きていく上で報恩謝徳の精神はとても大切です。恩を受けたのにも関わらずそれを仇で返したり、感謝をしなかったりすればよい人間関係というものは築くことができないと思います。親切な行為などは巡り巡って自分のところによい結果を招くこともあります。なので報恩謝徳の精神を忘れずに普段から生活していけるといいと思います。

報恩謝徳、育ての親の苦労は忘れない。
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