【意気軒昂(いきけんこう)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

意気軒昂(いきけんこう)

皆さんは何か打ち込んでいることや努力していることはありますか。一日の多くの時間を学生であれば勉強に、社会人であれば仕事に費やしていることが多いと思います。特に学生であれば、日々の努力を試す機会であるテストなどはいつもよりも意気込んで臨むことだと思います。ひたむきに勉強に励む人であれば、意気込みも強く、奮い立っていると思います。そんな様子を表す言葉として意気軒昂という四字熟語があります。今回は、そんな意気軒昂について意味や由来、類義語など合わせてみていきたいと思います。

意気軒昂の意味

意気軒昂の意味は以下の通りです。
・気合を入れて奮い立つ様子。
・活気溢れる様子で威勢がいいこと。
意気軒昂は、勢いがあり元気な様子を表すのにはもってこいの言葉です。勢力盛んに何かに打ち込んでいる様子を表すにはとても使える言葉なので覚えておくといいと思います。

意気軒昂の由来・出典

意気軒昂の「意気」は何かをしようとする積極的な心を表します。「軒昂」は気持ちが奮い立つさまを表します。このことから意気軒昂は、何かをしようとする積極的な気持ちが奮い立つ様子を表す言葉として使われるようになったと考えられています。

意気軒昂の類義語・同義語

「意気軒昂」の類義語には、「意気揚々」「意気衝天」「気炎万丈」などが挙げられます。

意気軒昂の使い方・例文

例文1.明日はコンクールで今まで練習してきた成果を見せつける時だ。意気軒昂と望んで最優秀賞を勝ち取ってやる。
例文2.初めての海外旅行で不安に思うこともたくさんあるが、何より楽しみな気持ちが強く意気軒昂と臨む。
例文3.意気軒昂と楽しみにしていた体育祭に臨む。
例文4.自分のやりたい仕事に就くことができ、意気軒昂と精進して働く。
例文5.彼はとても好奇心旺盛で新しいことを学べる場には、意気軒昂と向かう。
このように意気軒昂は、活気があり威勢がいい様子を表すには最適です。

意気軒昂の会話例

男性
この試合で勝てば、次は全国大会に出場することができるらしいよ。どの選手もとても気合が入っているよ。
女性
そうね。ここで勝てば更に上の舞台に進むことができるんだもの。頑張ってほしいわ。
男性
そうだね。ついつい応援したくなってしまうよ。特にキャプテンは意気軒昂としていて活躍にとても期待してしまうよ。
女性
彼はこの前の雑誌にも取り上げられていたしね。私も彼の活躍が楽しみだわ。

これは、スポーツ観戦にきた二人の会話です。

意気軒昂の豆知識

意気軒昂という言葉は、意気軒高と言い代えることができます。意気軒昂も意気軒高も読み方は変わらないですし、どちらも覚えておいて使いこなせるといいと思います。

意気軒昂の難易度

意気軒昂の漢字の難易度は、「意」は小学3年生程度、「気」は小学1年生程度、「軒」は漢検4級程度、「昂」は難しい漢字です。これを機に覚えておくといいと思います。

意気軒昂のまとめ

気合が入っていてやる気に満ち溢れている様子を表すには、意気軒昂という四字熟語とても便利です。この言葉は日常的な様子を表すことにも使うことができますし、ビジネスシーンでも使うことができると思います。使い方だけではなく、類義語なども覚えて使いこなせるといいと思います。

大変な時期だからこそ、意気軒昂で乗り切らないといけない。
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