痛快無比(つうかいむひ)
最近何か「スカッと」した出来事はありますか。新型コロナウイルスを主として、あまり気持ちの良くないニュースで溢れている昨今ですが、そんな時だからこそポジティブな気持ちで生活することが大切です。
そこで今回は「痛快無比」という四字熟語について詳しく解説していきたいと思います。
痛快無比の意味
「痛快無比」は、「この上ないほどの開放感や愉快な気持ち」を表す言葉です。学生さんは、長いテスト期間が終わった瞬間のあの「えもいわれぬ」感覚がまさに「痛快無比」です。社会人の方で言えば金曜日の終業後でしょうか。なんとも言えぬ開放感や楽しい気持ちがこみ上げてきますよね。
痛快無比の由来・出典
「痛快」とは、たまらなく愉快な様子や、晴れた気持ちを表します。そして、それに並ぶものは無いという意味の「無比」と合わせることによって、「この上ない開放感や愉快な気持ち」を表す「痛快無比」という四字熟語ができています。
痛快無比の類義語・同義語
「痛快無比」の類義語には「痛快無双」「痛快無類」などが挙げられます。
痛快無比の使い方・例文
例文1.今日は一週間ぶりの晴天で痛快無比だ。
例文2.痛快無比だった気持ちも、今朝のニュースで一気に落ち込んだ。
例文3.プレゼンに大成功した彼の顔には痛快無比な感情が溢れている。
例文4.数ヶ月抱えていた悩みが解消されて痛快無比だ。
例文5.彼は毎日痛快無比でエネルギーが全身から溢れ出している。
梅雨の時期に珍しく快晴の日が訪れると、痛快無比な気持ちになりますよね。
痛快無比の会話例
何かに完全燃焼して、その上その努力を賞として認められるのは、本当に痛快無比でしょうね。
痛快無比の豆知識
少し前に、某新聞社の編集委員の方がTwitterにて「コロナはある意味痛快な存在」という表現をして炎上する事案が起こりました。コロナはどう考えても「痛快なもの」ではありませんよね。
痛快無比の難易度
「痛快無比」は、漢字検定二級以下の比較的簡単な四字熟語です。
痛快無比のまとめ
今回は、「この上ないほどの満足感や愉快な気持ち」を表す、「痛快無比」という言葉について解説しました。
「病は気から」とはよく言いますが、よくないニュースばかり流れてくる昨今だからこそ、私たち個人はポジティブでい続けるように意識することが大切です。
新型コロナウイルスはいつ収束するかわかりませんが、ウイルスに負けないように「体調」だけでなく、「メンタル」も痛快無比のようにポジティブな状態を維持しましょう。