一言芳恩(いちごんほうおん)
誰かからのちょっとした一言で救われた経験ってありませんか。自分が行き詰まっている時って、どうしても視野が狭くなってしまったり、考えがネガティブになりますよね。そんな時に自分とは違う視点からのアドバイスほど助けになるものはありません。今回は「一言芳恩」という言葉を紹介するのですが、誰かから救いの言葉をかけられた時にぜひ思い出して欲しい言葉です。
一言芳恩の意味
「一言芳恩」とは、他人からのどんなに些細な声掛けでも、ありがたいと感謝することを意味します。
一言芳恩の由来・出典
「一言」は些細なひとことを表し、「芳恩」は他人から受けた恩に対して敬意を払う、感謝することを意味します。この二つの言葉わせて、「一言芳恩」とう四字熟語ができています。
一言芳恩の類義語・同義語
「一言芳恩」の類語には、「一飯千金」「報恩謝徳」「一宿一飯」などが挙げられます。
一言芳恩の使い方・例文
例文1.一言芳恩を忘れず他人と向き合うべきだ。
例文2.一言芳恩、彼の言葉には何度も助けられた。
例文3.一言芳恩の精神を大切に生きるべきだ。
例文4.彼の態度からは一言芳恩という気持ちが感じられない。
例文5.私が一言芳恩が大切だと気付けたのは、恩師のおかげだ。
感謝の気持ちを忘れないことは大事なことですね。
一言芳恩の会話例
一言芳恩な気持ちを持つことは大事なことですね。
一言芳恩の豆知識
「一言」というのは、ちょっとした言葉という意味で、一文だと限定するものではないので注意しましょう。
一言芳恩の難易度
「一言芳恩」は漢字検定準二級以下の簡単な四字熟語です。
一言芳恩のまとめ
今回は、「他人からの些細な一言にも感謝する」という意味の、「一言芳恩」という四字熟語について解説しました。切羽詰まった状態の時は、どうしても周囲の声が聞こえなくなってしまいがちですが、そんな時だからこそ他人の声が大きな助けになることもあります。また、他人の些細な一言で自分の人生が変わるということもあります。言葉の力というものは私たちが思っている以上に大きいものです。他人からかけられた言葉には、「一言芳恩」の気持ちを持つことが大切ですね。