【粉骨砕身 (ふんこつさいしん)】の意味を例文や会話、由来・出典まで解説!

粉骨砕身(ふんこつさいしん)

誰しも「粉骨砕身」と耳にしたり、文章で触れたことはあるのではないでしょうか。ですが、意味は知っていてもその由来・出典などに知らない人もいると思います。そこで、今回は「粉骨砕身」について解説していきたいと思います。

粉骨砕身の意味

「粉骨砕身」とは、「身が砕かれ、骨が粉になってしまうほど一生懸命に努力する」という意味です。あくまで表現なので、実際に粉が骨になるまで努力した人はいないのではないかと思います。

粉骨砕身の由来・出典

「粉骨砕身」は、仏教用語から来ており、古代中国の「禅林類纂(ぜんりんるいさん)」という書物に記載してあったのが由来だと言われています。
その一文を簡単に訳したのが「たとえ骨を削り、身を砕くほど頑張っても、仏のありがたい恩に報いることは難しい」とあり、「他人の為に努力して尽くすことは、難しくて尊い事である」という事を表しています。その分が由来となり、「粉骨砕身」という四字熟語ができました。

粉骨砕身の類義語・同義語

「粉骨砕身」の類義語として、「彫心鏤骨」、「刻苦精励」などが挙げられます。

粉骨砕身の使い方・例文

例文1.私は、45年間務めたこの会社に粉骨砕身してきたつもりである。
例文2.国の復興のために粉骨砕身の覚悟で頑張ります。
例文3.次の総選挙が最後だと思うから、粉骨砕身の覚悟で挑んでいくつもりだ。
例文4.粉骨砕身の気持ちで、発展途上国の為に10年間取り組んできた。
例文5.粉骨砕身の努力は自分で評価するものではなく、他人が評価するものだと思う。
粉骨砕身になれれば夢も現実になるかもしれませんね。

粉骨砕身の会話例

男性
将来はNPO法人に入って人のために頑張ろうとおもっているんだ!
女性
素晴らしい事じゃない!
男性
一生に一度だけでも、粉骨砕身の努力で人助けがしたいと思ってね。
女性
確かに憧れるよね。でも、自分にはそんな勇気がないなー。

粉骨砕身になってやれば大抵はうまくいきますね。

粉骨砕身の豆知識

「粉骨砕身」の覚悟で、世界中で活躍している人がたくさんいます。悲しくも先日亡くなった、故

粉骨砕身の難易度

「粉骨砕身」の修得は高校在学中となっており、漢字検定準2級レベルです。

粉骨砕身のまとめ

「粉骨砕身」の由来や意味を改めて理解を深めれたのではないでしょうか。この言葉を次は一人でも多くの人が行動に移していけるように心がけてはいかがでしょうか。

粉骨砕身仕事に励む男女
最新情報をチェックしよう!