【全身全霊(ぜんしんぜんれい)】の意味と例文と使い方

全身全霊(ぜんしんぜんれい)

皆さんは何かを全力で取り組んだことはありますか。何かしら一度はあると思います。それは好きなことであったり、部活であったり、勉強であったり、仕事であったりと人それぞれであると思いますが、一生懸命取り組むことはとてもエネルギーを使うことです。そんな何か物事に対して全力で取り組むことを表す言葉として全身全霊を捧げるという四字熟語を使った言葉があります。今回は、そんな全身全霊について知っていこうと思います。

全身全霊の意味

全身全霊の意味は以下の通りです。
・人に備わっている精神と体力のすべてのこと。
・からだとこころのすべて。
全身全霊の使い方として全身全霊を捧げるや全身全霊を尽くすなど全力を出し切るといった意味合いで使われることがほとんどです。一生懸命な様子やできる限りの力を振り絞っている様子などを表すのには最適です。

全身全霊の由来・出典

全身全霊の由来は、一振りの刀でまっすぐに切り込むことにあり、転じて余計なことを言わずにすぐに本題に入るという意味で使われるようになりました。

全身全霊の類義語・同義語

「全身全霊」の類義語には、「全力投球」「全霊全力」「粉骨砕身」などが挙げられます。

全身全霊の使い方・例文

例文1.この大会は、全身全霊を尽くして臨んだが、決勝で相手チームに勝つことができず惜敗となる。
例文2.全身全霊で毎日を過ごしている彼にとって努力は苦ではなく、寧ろ自分の成長を感じることのできるものである。
例文3.この日のために3年間頑張ってるきたのだから、全身全霊を捧げて試験に挑む。
例文4.全身全霊をかけて取り組んだこの一週間の努力は無駄ではなかった。
例文5.全身全霊を尽くしても、結果が振るわなく努力しても必ず報われるわけではないと改めて実感した。
これらのように全身全霊で何かを成し遂げることを表すことが多いです。

全身全霊の会話例

男性
彼にとっては、これが高校で最後の甲子園だったんだね。
女性
そうだね。全身全霊をかけたあのピッチングは今でも脳裏に焼き付いているわ。
男性
うん。だけど本当に負けてしまって残念だよ。応援していたから余計に悔しいよ。
女性
彼らはあの日のために血のにじむような努力をしてきたのだものね。

彼らは甲子園を見てきてそれについて話し合っています。

全身全霊の豆知識

全身全霊を捧げるということは全力で何かに取り組むことでありますが、それには意識すべき大切なポイントがあります。まずは、自分で努力できる環境を整えることです。これは、努力する環境に自ら乗り込むことでも大丈夫です。人は環境に適応していく生き物なので環境が適していれば、自然と力を発揮できるはずです。困難や目標を乗り越えることによって達成感、成長を得ることです。人は何かを得ることでより、モチベーションを維持することができるからです。

全身全霊の難易度

全身全霊の漢字の難易度として、「全」は小学3年生程度、「身」も小学3年生程度、「霊」は少し難しく漢検3級程度で中学で習うレベルです。ですが、難しい漢字は存在しないので読むのに苦労はしないでしょう。

アイキャッチ画像を設定全身全霊のまとめ

全身全霊で取り組むことはとても疲れることだと思います。時間だったり、守るものがあったりと制約が増えてきたとしてももし本当にやりたいことがあるなら全身全霊で挑戦していることが大事です。

全身全霊で戦いに挑む
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