仙姿玉質(せんしぎょくしつ)
｢仙姿玉質｣とは｢並外れた美人、美しい肌を持ち合わせた美人｣です。要するに、100人の女性がいたら一番綺麗と誰もが納得するような絶世の美人の事で、まるで仙女のようだと言い表しています。そんな美しい女性｢仙姿玉質｣の解説となります。
仙姿玉質の意味
｢仙姿玉質｣の意味は以下の通りです。
・非常に美しい容姿の女性。
・並外れた美人。
・仙女と美しい肌から、絶世の美女。
”仙姿”は｢仙女のように優雅な姿｣｢女性の仙人で美しい姿をしている｣、”玉質”は｢磨き上げた宝石のように美しい肌｣｢玉のように麗しい性質｣で、美しい肌の仙女から、非常に美しい女性や並外れた美人となるのが｢仙姿玉質｣です。よって、本当に美しい女性であり、顔立ちは当然ながら肌もきめ細かくて滑らかとなります。”仙女”には｢妖精｣という意味もあるので、まるで妖精のような雰囲気を醸し出していると言っても、決して過言ではないでしょう。類似となるのは容姿端麗や大和撫子、現代風に解釈するならクールビューティー、ミス○○、麗人なども近いものがあります。
仙姿玉質の由来・出典
｢仙姿玉質｣の由来は残念ながら不明です。文献としては、”玉質”は中国晋時代の歴史書｢晋書｣の｢元帝本紀｣などに文言が記され、”仙姿”については判明していません。
仙姿玉質の類義語・同義語
｢仙姿玉質｣の類義語には、｢仙姿玉色｣｢仙姿佚色｣｢天香国色｣などが挙げられます。
仙姿玉質の使い方・例文
例文1.街中を歩いていて、前から仙姿玉質な女性が歩いてきたので見とれていたら、ニッコリ微笑んできたのでこちらも笑顔で会釈をしたら、自分の後ろにいた男性と抱き合ってそのまま遠くに行ってしまった。
例文2.妹は仙姿玉質と呼ばれるほどのアイドル顔だが、兄である私は正反対の顔つきなので、何かと比較されて正直とても息苦しい。
例文3.ハリウッド映画は大作ほど仙姿玉質な女優が出てくるが、日本の場合は大作ほど演技が出来ないアイドルが大挙として出演するのだから、面白くて仕方がない。
例文4.アニメ好きが選ぶ仙姿玉質な女性は特殊な傾向が如実に表れるが、かといって遊び人な陽キャラが選ぶ仙姿玉質も大差はなく、結局のところだから大勢の女性は整形や化粧に必死なんだろう。
例文5.クラスで一番モテなかった友人の結婚式に出席したら、彼の隣に座る花嫁が仙姿玉質で大変驚いたが、どうやら実家の莫大な財産目当てという明確な理由があるようで正直ホッと安心した。
様々な美しい女性について｢仙姿玉質｣を使った例文となります。
仙姿玉質の会話例
職場にて、結婚をする事になった男性が同僚女性に報告をしています。
仙姿玉質の豆知識
｢仙姿玉質｣から”美人”に関する四字熟語は、美人が微笑めば千金に値する｢一笑千金｣、美人は薄幸で数奇な運命を送る｢佳人薄命｣、絶世の美人である｢傾国美人｣、沢山の美人に囲まれる｢香囲粉陣｣、牡丹を意味して美人の喩えとなる｢国色天香｣などがあります。
仙姿玉質の難易度
｢仙姿玉質｣は漢字検定準2級から10級相当の文字組み合わせで、”仙”は準2級で高校レベル、”姿”は5級、”質”は6級で小学校高学年レベル、”玉”は10級で小学校低学年レベルの四字熟語となります。
仙姿玉質のまとめ
｢仙姿玉質｣は仙女を意味する”仙姿”と、美しい肌を意味する”玉質”を合わせて、絶世の美人や非常に美しい姿の女性の事です。容姿端麗など美人を表現する言葉は多々ありますが、顔立ちに合わせて美しい肌も持ち合わせているなら｢仙姿玉質｣がより相応しくなります。
